システムエンジニアになりたい方必見。現役SEが語る仕事内容について

こんにちは、にゃんさんです。
就職や転職を考えている方で、システムエンジニアになってみようかなぁと思う方いらっしゃるでしょうか。IT業界ってブラックでしょ?とか様々な意見があると思いますが、現役のメーカーのシステムエンジニア(5年目)の視点から仕事内容について、簡単にご紹介していきます。就職や転職する方に参考となって頂ければと思います。

システムエンジニアとは

システムエンジニアの職域に関する明確な定義は存在しないが、日本の企業では慣習的にコンピューターシステムやネットワーク・データベース等の情報システムに関わりながら以下のような業務を行う者を指すことが多い[1][2][3][4]

  • 企画
  • 設計
  • 開発
  • 評価
  • プロジェクトマネジメント
  • コンサル
  • 工事
  • 保守
  • 運用

実際には上記の複数を兼任する場合、上記のいずれかは含まないような場合もあるが、その範囲は企業や団体によってまちまちであるため、上記以外にも使用例として様々な用法があると推察されるが、情報システム関連の業務に携わる者が大雑把にシステムエンジニアと呼ばれる傾向がある[2]

引用元:システムエンジニア- Wikipedia

Wikiにもある通り、情報システムを関わる業務を行う者と記載がありますね、就職サイトや転職サイトにもシステムエンジニアの職種があると思いますが、Wikiにあるいずれかを担当している業種だと思ってもらって大丈夫です。

システムエンジニアの仕事内容について

大きく以下のような工程で仕事をしていきます。ちなみに私の会社(メーカー系SE)でもこんな感じで仕事(プロジェクト)が発生しております。

商談フェーズ

プロジェクトを開始するにあたり、顧客がどういったシステムを望んでいるのかヒアリングを行います。顧客の予算や要望も考慮して、開発期間や費用を算出し要件を定義します。ただ、ここで重要になってくることは、顧客とのコミュニケーションが重要になってきます。顧客の要望も全て受け入れられたらベストですが、そううまくはいきません。(開発期間や予算などの関係で)顧客と話し合い合意を取ることでプロジェクトがうまく進めることも重要です。

設計フェーズ

商談フェーズで確定した要望をシステムでどう実現するか設計を行います。既存システムの更新プロジェクトであれば、機能の焼き直し(リプレイス)などを行いますが、新規要望であればUI(ユーザインターフェース)であったり仕様機能(プログラムのロジック)を新規設計を行います。

構築フェーズ

設計フェーズで確定した機能(設計書を基に)に対して構築を行います。プログラマーが構築するために必要な資料となります。プログラマーが構築するイメージがあると思いますが、自分が在籍している会社では、システムエンジニアでも構築を行なったりもします。

テストフェーズ

構築フェーズで完成した機能に対して、テストを行います。テストを行う際にどういった内容のテストを行うかなどのテストパターン作成も重要になってきます。

保守フェーズ

テストフェーズも完了し、無事、システム稼働を迎えたあと保守工程になります。日々の問い合わせであったりシステム改善作業なども行なっていきます。顧客にとってプロジェクトを稼働して終わりではなく、システム保守も重要な業務内容の1つになってきます。

おわりに

システムエンジニア(メーカー系)の仕事内容について、ご紹介させていただきました。就職・転職を考えている方にとっての仕事のイメージになっていただけたらなと思います。